
ー普段の業務は、税理士試験の勉強にどのように活かされましたか?
実は、業務がそのまま試験勉強に役立つというよりも、むしろ逆で、勉強してきたことが実務に活きる場面の方が多いです。たとえば申告書を作成する時、気になる事項の検討や税務的な判断をするケースなどで「この知識、勉強のときにしっかり理解しておいてよかったな」と感じますね。試験のためだけに暗記するのではなくて、どういう場面で使える知識なのかを意識して理解することが大事だと実感しています。
ーこの事務所に入所して、一番良かったことは何ですか?
クライアントの年齢層が本当に幅広いことですね。一見すると大変に感じると思われるかもしれませんが、同年代の方から高齢の方までさまざまな方と接していく中で、それぞれのクライアントの特徴や状況を理解して、どうすればより良いサービスを提供できるかを考えながら仕事ができるようになりました。これは自分にとって大きな財産になっています。日々の業務の中で、自然にそういう視点が身につくのはありがたいですね。
ー新しい提案や挑戦をしたい時、所長や事務所はどのようにサポートしてくれますか?
新しいことに挑戦したい時や提案を考えるときは、代表をはじめとする先輩方から実務での経験に基づいたアドバイスをもらってます。具体的な知恵やノウハウを聞くことで、自分一人では気づけなかった視点を得られるのが助かりますね。また、事務所としては、税理士試験の直前期である5月から試験までの期間、事務所のフロアを勉強スペースとして使わせてもらえるなど、個人の成長を支えてくれる環境も整っていて、とても心強いです。
ー責任ある業務に取り組む中で、意識している工夫はありますか?
仕事の中で最終的な判断は、税務申告を行う代表に委ねなければなりません。そのため、自分の中で判断の線引きを明確にしておくことが大切です。さらに、重要な事項については事前に代表に相談して伝えておくことで、申告作業がスムーズに進むようにしています。こうした整理や調整を意識することで、責任ある仕事をしながらも、ある程度ワークライフバランスを保てていると思います。
ー仕事を通じて「やっていてよかった!」と心から思えた瞬間を教えてください。
事務所で長く働くと、日々の業務で追われ、新しいことを学ぶ機会は少しずつ減ってきます。でも、その分、新しく入ってくる税理士を目指す世代の教育やサポートに力を注げるようになり、それがすごくやりがいにつながっています。自分が経験してきたことを次の世代に伝え、それが成長につながるのを感じられる瞬間は、「この仕事をやっていてよかった」と心から思える瞬間ですね。