
ー仕事と税理士試験の勉強を両立させるために、どのような働き方をしていますか?
資格取得を目指す所員が無理なく勉強できるよう、業務量を調整してくれているため、定時退社に向けて効率よく仕事を進めることで毎日勉強時間を確保しています。
終業後は、事務所の自席や会議室を勉強スペースとして利用できるため、仕事が終わってすぐに勉強に取り掛かれます。
ー資格取得に向けて、事務所からどのようなサポートを受けていますか?
弊所には資格取得支援制度があり、入所から3年間は税理士試験専門学校の授業料について年間上限20万円までの補助を受けられます。そのため、経済的な負担を気にせず勉強に集中できます。私自身、最初の1年目に試験直前期の答練コースの補助を利用し、大変助かりました。
また、試験直前期の7月末から8月上旬にかけては、税理士試験に向けて休暇を取得する所員が多いため、気兼ねなく休暇を取得し、ラストスパートをかけることができる環境です。
ーAIが普及していく中で、税理士事務所はどのように変わっていくと考えていますか?
すでにAIが定型業務の一部を効率化してくれていますが、事業内容や取引の背景まで理解することは難しいため、不正確な処理が発生することは少なくありません。私たちは、会計税務の専門家として正確に修正し、最終的な責任を担う存在として、今後も必要とされると考えています。
また、AIで効率化された時間を活用し、今まで以上に迅速な対応をすることに加え、AIには代替できない役割として、お客様の潜在的なニーズを深く掘り下げ、最適な解決策を提供するパートナーとしてさらに価値を高めていく必要があると考えています。
ーチームや所内のメンバーと、普段どのようにコミュニケーションをとっていますか?
チームごとに担当する顧問先が決まっており、日々の業務で密に連携をとっています。
確定申告の打ち上げや、10月に開催される所員旅行などの社内イベントは、普段あまり接点のない他フロアの人たちとも交流できる貴重な機会です。こうした場で親睦を深めることで、フロアを越えた連携がスムーズになっています。
ー5年後のご自身は、細谷総合会計でどんな役割を担っていたいですか?
5年後、私は税理士として事務所の成長に貢献できる存在になりたいと考えています。
第一歩として、お客様から「あなたにぜひお願いしたい」と指名される税理士を目指します。そのためにも、特定の業種に限らず幅広いお客様と関われる当事務所の機会を最大限に活かしたいです。担当先の事業を深く理解することで、税務相談にとどまらず、お客様同士をつなぐパイプ役となり、新たなビジネスチャンスの創出にも貢献したいと考えています。
将来的には、自身の経験や知識を後輩に伝え、事務所の次世代を担う存在へと成長していきます!